12月頭くらいから、ボルドーの街もクリスマスのイルミネーションが華やか。
大劇場向かいのボルドーいちの高級ホテル、インターコンチネンタル・ボルドー・ル・グラン・ホテル。惜しげも無く光らせるけどケバケバしくもならないのはさすが。
他の建物も、壁面イルミネーションをしているところは、こんなふうにベースがオレンジで少し白の電球を混ぜたネットのようなもので覆っているところが多い。上品で良い。
右下のブラッスリーに並んでいるドーム状のものは、テラス席が寒くないようにすっぽり覆う透明なビニールのかまくらみたいなやつ。そこまでしてテラスで食べたいかと思わなくもないけど、確かにちょっと楽しそう。
サン・タンドレ大聖堂前には大きなクリスマスツリーが出現。大聖堂自体のライトアップは通常営業な感じ。
オテル・ド・ヴィル側から。生の木なので形はちょっとゆがんでたりするけど、それも良い味。
アンタンダンス広場の上にも。
雪が降るみたいに光が上から下へ動くタイプのもの。11月半ばから取り付けられていたが、12月に点灯されるまではこんなに綺麗とは思わなかった。やっぱりオレンジ×白がなかなか良い。
ポルト・ディジョーのガンベッタ広場側から通りの上のイルミネーションを撮ろうとしたけど、いまいちうまくいかなかった。門から通りがゆるく下り坂なので、門越しによく見える。実際に見るともっときれい。
反対側から。深夜なので人がいない。この円の中の丸いものはゆらゆら揺れる。
トゥルニー通りでは、11月30日からクリスマスマーケット(Marché de Noël)も開催中。ストラスブールの件のせいで入り口ではかなりしっかり持ち物・身体検査をされる厳戒態勢ながら、中は盛況。ぬいぐるみやおもちゃ、アクセサリーの店、スマホケースのようなクリスマスになんの関係ないチープなものを売る店もあれば、Santon と呼ばれるキリスト生誕場面のジオラマのための小さい人形を売る店もある。トゥルニー広場のロータリーに近い方では、生のクリスマスツリーを売っていた。
クレープやワッフルなんかと一緒に、ホットワイン Vin Chaud もあちこちで売られている。
ホットワインといえば可愛いカップも連想するが、このあたりはクリスマスマーケットの本場ではないので、そのへんはゆるいっぽい。甘くてスパイシーすぎず、美味しかった。
ごちそうさまでした。みなさん bonne fête!