2019-01-01から1年間の記事一覧
一応生まれは昭和だが、平成に変わったときはまだ物心がついていなかったので、私にとっては今回が実質的に初めての改元である。これまでの人生のほとんどを過ごした平成の終わりを海外で迎えることになるなんて、子供の頃の私に教えたらびっくりするだろう…
フランスでは、イースターはPâquesという。少し前から、お店のショウウィンドウにも卵やうさぎがデコレーションされ、Joyeuses Pâquesの文字が踊っている。メイン(たぶん)の日曜日の次の月曜日が祝日になっていて、3連休だ。というわけで今日は3連休最終日…
www.lemonde.fr ネットでニュースを目にして、慌ててテレビをつけた。 パリのノートルダム大聖堂で火災。それもかなり被害がひどい様子。 もうすぐ日付も変わろうかという時刻だったけれど、煙を上げる大聖堂を背に、駆けつけたマクロン大統領が「我々はノー…
www.afpbb.com 少し前に東京に現れたと話題になっていたバンクシーの作品らしきものが、ボルドーにも出現したようだ。 私はこれまでバンクシーについてはたいして好き嫌いも意見も持っていなかったので、このニュースでこんなに感情を動かされるとは思ってい…
なんとか続いているシリーズ第3弾。ブルス広場→サン・タンドレ大聖堂と来たので、次のボルドーのメジャー観光スポットなら大劇場あたりかなとも思ったが、vol.2でせっかく大聖堂に来たので、今回はそのすぐ隣の建物をチェックすることにしよう。 市庁舎(Hôt…
とある中学生がたった一人で、ヒッチハイクでアメリカ大陸を横断しようとしているらしい。そういう冒険が悪いと言うつもりはないし、私の人生ではないのでやりたいことやればいいのだが、せめて義務教育は修了して、自分の行動の責任を持てるようになってか…
もう2ヶ月も前の話になるが、職場の人に誘ってもらって、アキテーヌ博物館でやっていたジャック・ロンドンの特別展を見に行った。毎月第1日曜日は公共の博物館や美術館などが無料開放されるので、タダだし興味あったらどう?と言われたのだ。日本では常設展…
私のささやかな趣味のひとつは、お菓子づくりである。ゼリーやチョコのような系統ではなく、ケーキやクッキーといった、小麦粉を使った粉モノを作ることが多い。伝わるかどうかわからないが、粉やバターや卵を混ぜ合わせてオーブンで焼くと全く別物になる、…
ワイン以外のボルドー名物といえば、お菓子のカヌレ。カヌレ型と呼ばれる独特な形の銅の型で作られ、外はカリカリ中はもっちり、バニラとラムの香り豊かな焼き菓子だ。 カヌレ発祥の歴史は、ボルドーのワインづくりと密接に関係しているという説がある。伝統…
長期で海外に滞在する際に多くの人にとって心配なことのひとつが、「美容院どうしよう問題」であると思う。 そもそも自分に合った美容院や美容師さんを見つけて納得のいく髪型にしてもらうのは日本でも結構難しいのに、言葉の通じない海外ではウルトラハード…
フランスの新年のお楽しみ、ガレット・デ・ロワ。パイのどこかに小さな陶器の人形が入っていて、みんなで切り分けて食べたとき、この人形が当たった人はその日の王様・女王様。その年1年ラッキーですよ! …というおいしそう&楽しそうな文化があるというのは…
vol.1 ではブルス広場と水鏡について書いてみたが、今回は第2弾として、サン・タンドレ大聖堂(Cathédrale Saint-André)と、その鐘楼であるペイ・ベルラン塔(Tour Pey-Berland)を紹介したいと思う。こちらもボルドーに来たら外せない重要観光スポットだ。…
私の職場には一卵性の双子(のひとり)がいる。 今日何気ない話の流れで、フランスでは二卵性双生児の場合、お母さんのお腹から最初に出てきたほうが弟・妹になり、後から出てきたほうが兄・姉になるというのを聞いた。 どうして!? と聞くと、「お腹の中の位…
あけましておめでとうございます! ついに異国の地で年越し。こちらで年が明ける頃には、日本ではもうとっくに初日の出も昇りきった後というのが、いつもと同じはずなのになんだか妙な感じだった。 大晦日の夜は、パリのシャンゼリゼ通りの様子がテレビで生…